第一化工株式会社 【会社概要】溶射、福岡・九州・西日本/ブラスト・溶射/重防食塗装・樹脂ライニング/(福岡県北九州市八幡西区)

代表挨拶

時代は目まぐるしく動いています。消費し拡大し続けることに重点が置かれた20世紀から一転、21世紀には限られた資源を有効に活用することが企業活動の最重要課題となっています。私どもの業務の主軸となる「溶射」とは、1909年にスイスで発明された、錆を防ぎ橋梁などの鋼構造物の寿命を守る技術です。近年では、金属に関する分野だけではなく航空宇宙産業、センサー技術等のエレクトロニクス、にも広く活用されています。金属にセラミックスなどの異なる素材を表面改質加工できる、この技術の今後には大きな可能性があります。
 
私たちには福岡県における「溶射技術のパイオニア企業」として40年以上にわたる実務経験があり、さらに現在も共同研究などを通じて常に新しい技術の研鑽を行うことで、お客様の要求の半歩先を常に歩み続けています。

代表取締役 面出 翔

企業理念

  • 錆を防ぐという仕事を通じて構造物の多大な損失を防ぎ地域社会及び世界の省資源化に貢献します。また、溶射の特性を活かし環境保全にも貢献します。
  • 社員の自己実現が出来る会社を目指します。

  • お客様に心地良さを売ります。

会社概要

 社名  第一化工株式会社
 代表者  代表取締役  面出翔
 所在地

 〒806-0001
 福岡県北九州市八幡西区築地町21番20号
 TEL : 093-641-0010(代)
 FAX : 093-642-9303

 資本金  3,000万円
 沿革  1965年3月(昭和40年)
 九州化成工業を継承し、小倉南区石原町にて第一化工株式会社として創業

 1966年10月(昭和41年)
 本社工場を現在の八幡西区に移転

 1989年9月(平成1年)
 資本金1,000万円に増資
 
 1993年(平成3年)
 代表取締役に面出隆男が就任

 1995年4月(平成7年)
 資本金2,000万円に増資

 2004年3月(平成16年)
 資本金3,000万円に増資

 2018年(平成29年)
 代表取締役に面出翔が就任

アクセスとお問合せについて

 〒806-0001 福岡県北九州市八幡西区築地町21番20号
TEL. 093-641-0010

メールフォーム

もしフォームが正しく作動しない場合は、 お手数ですが電話またはファックスにて本社までご連絡ください。
 

社員教育方針

 

お客様からの大事な仕事を任されるプロとなるために、私たちは社内研修制度を設け、溶射を含む様々な技術の知識や技能を高めています。研修内容や指導については講師となる社員自らがテキストを作ることで、我が社が長年培ってきた技術を伝承していくような仕組みを構築しています。
 
また、新入社員には積極的に様々な免許や技能の取得を後押ししながら、全体的なレベルアップを常に図っています。その他にも、技術面だけではなく人間関係なども外部講師を招き指導を受けています。
 
社内での継続的な教育を通じて、社会人として成長をし、そして一緒の夢を共有する仲間としての感性を養うことが、歴史ある当社の明日を培っているのです。

環境への配慮

北九州エコプレミアムに選定されています。

「北九州エコプレミアム」とは環境負荷が低いことを新しい付加価値として捉えた商品や技術、産業活動を北九州市が選定しPRのバックアップを行うプロジェクトです。第一化工株式会社が有する加工技術は平成18年にこの「北九州エコプレミアム」に選ばれています。私たちは21世紀に活きる企業として、環境に優しい事業活動を心がけ、省エネ対策にも積極的に取り組んでいきます。
 

技術に関する詳しい説明

技術名:
海岸部などの厳しい環境下における製品長寿命化に寄与する溶射技術溶射による長期防食
 
溶射とは表面処理技術のひとつであり、各種金属やセラミックを瞬間的に溶融したものを素材表面に吹き付け、皮膜を形成させる加工技術である。過酷な使用環境においてその効果は顕著に発揮され、素材の延命化によるライフサイクルコストの低減やメンテナンスフリー化に大きく貢献することができる。
 
鉄鋼構造物などの腐食を防止するために、亜鉛、アルミニウム、亜鉛-アルミニウム合金、アルミ-マグネシウム合金などで素材を被覆して、長期的な防食効果を発揮させるものである。特に、海上、海岸部等の塩害によって腐食が発生する環境下においても、この技術によって素材を長期的に保護することができる。使用環境に応じて使用材料や溶射膜厚を選定し、最適な溶射仕様を設定できる。海上及び海岸地帯では塩害に対しての耐食性を有したアルミニウム又はアルミニウム・マグネシウム合金を推奨仕様とし、内陸部では、比較的材料コストの安い亜鉛・アルミニウム合金溶射で対応する。
 
またクリヤー封孔処理(透明塗料)を採用することにより、塗替えの必要の無いシステムを構築した。 都市部等で、どうしても景観のために着色をしなくてはならない箇所を除き、溶射皮膜の上にクリヤー封孔処理を推奨する。着色封孔処理をすると、従来の塗装仕様と同様10~15年毎に塗替えをしなくてはならないので溶射仕様のメリットが減少する。クリヤーの封孔剤を溶射仕様に採用することで、20~30年毎にわずかな溶射の補修をすることでライフサイクルコストを激減させることが可能になる。また、封孔処理を1~2回に抑えることにより、従来のような5~6回の塗装費の削減を可能にした。 北九州ではクリヤー封孔処理を施した溶射仕様は未だ採用されていない。